外貨建てMMFの始め方@資産運用

外貨建てMMFの基礎知識と証券会社の選び方

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証券会社の選び方

外貨建てMMFを購入するときの検討は、パソコンを買うときの検討と基本的には同じです。

パソコンは、パソコンメーカーがいろいろな機種を作り、販売店で販売されています。同じメーカーの同じ機種でも、販売店ごとに価格などの販売条件が異なります。

外貨建てMMFも、運用会社・管理会社と呼ばれる会社がファンドの設計や運用・管理を行い、証券会社・銀行などの販売会社が投資家に販売しています。証券会社・銀行は外貨建てMMFという金融商品の販売窓口なのです。一般に、一つの外貨建てMMFは複数の証券会社・銀行で販売されており、その条件はそれぞれ異なります。

パソコンを最終的に買うまでには、機種の検討と購入する販売店の検討を行いますよね。

外貨建てMMFも同様です。どの通貨のどのファンドに投資しようかという商品自体の検討と、どの証券会社が一番有利かという販売窓口の検討の両方が必要です。

外貨建てMMFを購入する際の条件には、金融商品自体に付随するもの(目論見書等に書かれているもの)と、証券会社が独自に決めるものがあります。


金融商品自体に付随する条件
利回り
分配金の扱い
管理報酬等の費用
購入手数料(買付手数料)・解約手数料(換金手数料)
信託財産留保額
証券会社が決める条件
為替手数料
最低購入単位(買付単位)
決済通貨
入出金通貨


商品自体の比較検討について
基本的には、「利回りの高さ」 と 「その通貨自体のリスクの大きさ」 について検討すればOKです。
投資信託の分配金は銀行預金で言うところの利息に相当するものです。このサイトで紹介している外貨建てMMFの場合は、税引き後に再投資されるものばかりです。1ヶ月ごとに自動的に再投資されるので、比較検討の必要はありません。
購入手数料・解約手数料・信託財産留保額も 「無し」 と設定されているものばかりで、比較検討の余地はありません。(信託財産留保額というのは、投資信託で信託期間中に解約する場合に支払うペナルティみたいなものです。)

証券会社の比較検討について
証券会社を選ぶときの主なチェックポイントは次の4つです。
1. 取り扱い商品の多さ
取り扱っている外貨建てMMFの種類、つまり外貨の数は証券会社によってかなりバラツキがあります。このサイトに登場する5つの証券会社のうち、扱っている外貨の数が1番多いのは楽天証券で6種類、1番少ないのは松井証券で1種類(米ドル)です。
利回りの変動などに従って、投資先を柔軟に変えながら運用したい人にとっては、取り扱い商品が多いことは大きなメリットになります。
2. 為替手数料
外貨建てMMFにとって、為替手数料は意外と大きなコストになります。なるべく、為替手数料の安い証券会社を選びたいところです。このサイトに登場する5つの証券会社のうち、為替手数料が1番安いのは松井証券ですが、上記のとおり購入商品が米ドル建てMMFに限定されてしまうのが難点です。もし、米ドル以外は興味が無いのであれば、松井証券が良いかもしれません。
3. 購入・解約の自由度
基本的に外貨建てMMFの最低購入単位や解約の単位はファンド側で決められていますが、証券会社はこれと異なる単位を設定する事がよくあります。ファンド側で決められる最低購入単位は10通貨単位が原則です。米ドルなら10米ドルから購入できるのが原則なのですが、証券会社側では 「1万円以上、1円単位」 としていることが多いようです。当然のことながら、最低購入単位が小さい方が自由度が高いと言えます。
4. 決済や入出金の自由度
外貨建てMMFを売買するときは円決済が基本です。つまり、購入時には円で支払い、解約時には円で受け取ります。もちろん、裏では、「円→外貨」 あるいは 「外貨→円」 という取引が自動的に行われています。
ところが、外貨建てMMFの購入時に外貨で支払ったり、解約時に外貨で受け取ったりすることができる証券会社もあります。このサイトに登場する5つの証券会社では、楽天証券・トヨタFS証券・SBI証券がそうです。
外貨投資の目的が、「海外で使う外貨の運用をするため」や、「資産を外貨に分散させるため」 であれば、外貨建てMMFを解約する時にいちいち円決済するのは無駄です。外貨のまま再投資したり、外貨のまま保有した方がコストも少なくて済み、便利です。
また、外貨で入出金ができれば、さらに運用の選択肢が増えるでしょう。(外貨での出金には手数料がかかります。)

取り扱い商品と為替手数料の比較

証券会社別に、購入できる外貨建てMMFの種類(=外貨の種類)と、為替手数料を表にまとめてみました。同じファンドは同じ色で示してあります。また、カッコの中には片道

取り扱い商品と為替手数料の比較

購入単位・決済通貨・入出金通貨

各証券会社で外貨建てMMFを売買するときの最低購入単位、決済通貨、入出金通貨について表にまとめてみました。「取引の自由度」についての比較と思えばよいでしょう。表

購入単位・決済通貨・入出金通貨